お役所に提出する書類作成のプロ、行政書士とは?

法的な書類を作る行政書士とはどのような資格か?

土地の権利や営業の許認可に関するものなど、官公庁に書類を提出する必要がある時、法律に馴染みのない人が自分ですべて作成するのは大変ですよね。そんな時は、行政書士に相談することができます。行政書士とは、いわゆる士業(さむらいぎょう、しぎょう)の一種であり、弁護士や司法書士と同じく、法律に関する業務のプロフェッショナルです。ただ、裁判に出席したり、債権者と交渉したりするケースは少なく、あくまでも法律に関する書類の作成が主な業務となっているんです。

行政書士の資格の取り方は?

そんな行政書士ですが、自分自身で資格を取ってみたいとお思いの方もいるかもしれませんね。実は、行政書士は士業の中では比較的難易度が低いことで有名なんです。もちろん、法律の知識は必要になりますが、法学部や法科大学院を卒業する必要はなく、学歴不問です。さらに、裁判に出て弁護を行うといったこともありませんから、法律の条文を正確に理解することができれば大丈夫なんです。法律の知識が豊富だけど、活用する機会がないという方には、おすすめの資格と言えるでしょう。

行政書士試験の勉強法は?

行政書士の資格を取るための勉強の方法ですが、もっとも手軽なのは独学です。テキストと問題集はいろいろな出版社から発売されていますが、両方揃えても1万円程度にしかなりません。ただ、モチベーションを維持するのは大変ですし、わからない箇所を質問することもできませんから、強い自信がある方以外は通信教育を受けるか、スクールに通うかを選ぶべきでしょう。いずれの勉強法でも大事なのは、ただ丸暗記するだけではなく、ある事例にどんな法律と判例が適用されるか、自分の頭で考えることです。資格取得後に頼られる行政書士となるためにも、がんばって勉強してくださいね。

行政書士の試験は、年に1回行われています。申込期間は8月上旬から8月下旬まで。試験日は毎年11月に行われています。